1. 大前提として以下の行為が不要不急ではなく、常に必要な行為だと私は考えています。
・日々体を動かしてスポーツを楽しむ事
・特に子供たち(20歳以下の子たち)が自身の夢に向かって運動をすること
・一つの場所に集まって同じ時を共に過ごす事、競い合う事
これらは生きていく上で、健やかに成長していく上で必要な行為です。
こうした行為を通じて体への刺激を受け、身体が成長していく事はもちろんですが、自分の成長を感じたり、完登して喜んだり、出来なくて悔し涙を流したり、次の大会では絶対にもっと強くなる!と未来を思ってワクワクしたり。
心にもとても沢山の刺激があり、感受性豊かな人へと成長していきます。
運動しないと健やかに育たない生きていけない、と言っているわけではありません。
今はインターネットがありますから、屋内にいながらにして人と繋がり一緒に活動をする事も可能です。そうした形で心を満たす手段を持っている人もいると思います。
僕自身2年半ほどネットゲームに打ち込んでほとんど家から出ない、人との会話はほぼ全てチャット、という時期を過ごしたことがありますし、とても楽しかったです。(両親には頭があがりませんが・・・・)なので、そうした楽しみ方については十分な理解があると思います。
2. 参加をする皆様、そしてそのご家族の皆様が日々コロナウィルスの感染予防に努力し、体調の管理を行っている事を信じています。
詳しくは後述しますが僕は「多人数が集まってお酒を飲みながらワイワイ騒ぐような食事」を避ける事が最も感染拡大の防止に必要だと思っています。(集まって食事をする時もしゃべる時はマスクをするなどの対策を行うことでリスクを下げる事が出来ると言われています。)
のぼコンに参加している皆様はきっと日々お子様のジム通い、もしくは自分自身のジム通いのために時間を使い、飲みに行く暇があったらジムに行って登っているような人たちだと思います。(それでもたまには飲みに行く事もあるとは思いますが)
そうした人達がそれほど密集しない程度の人数で集まってクライミングジムで食事をせずに短時間登る事が感染拡大のリスクを過度に増大させる行為ではないと思っています。
もちろんリスクはゼロではありませんが、日常生活から大きく逸脱したレベルでリスクを負う行為でもないと思っています。
また、体調に不安がある方は事前にキャンセルをするなどしてご自身の安全、そして参加する他の皆様の安全のために動いてくださっています。(のぼコンはたとえ当日のキャンセルであってもキャンセル代などはいただいておりません。これはいつでも不安があったらためらわずにキャンセルをしてもらうための措置です)
以上の点から私はのぼコンを開催する事が皆にとって必要だと思い昨年2020年7月より開催を続けています。
のぼコン大会開催にあたっての感染拡大防止の対策
1. 参加人数の制限
(5000人以下かつ収容定員の50%以内の参加人数にすること。収容定員が設定されていない場合は十分な人と人との距離(1m)を確保できること。
が「内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長」の名前で発表されています)
明確な面積を定めてはいないのですが、開催ジムと相談の上で20名〜40名程度の幅で定員を設定しています。保護者の方の観戦についても必要に応じて入場制限を行い、オンラインでの観戦をお願いしています。
2. マスク着用
基本的に大会参加中は常にマスクの着用をお願いしています。夏の間は熱中症のリスクなどもあるためクライミング中(壁に向かっている時)に限りマスクを外しても良いとアナウンスしている場合があります。
3. 観戦人数の制限
1で記述した場内の人数制限に保護者の方の人数も含めて計算をしております。
4. 場内での会話の機会を減らす
大きな声での応援は控えめにしていただく事、また競技中の選手との会話を控えていただくようお願いしております。
5. 入退店時の手洗い・消毒
6. 入退店時の検温
7. ジム内の滞在時間をへらすために以下の対策を行っています。
7-1 決勝・表彰式は行いません。
選手は自分の出場のタイミングでジムに来て、受付を行い90分の競技が終わったらすぐに退場する事が出来ます。
7-2 結果の発表はオンライン上で行っています。
7-3 エントリー費は全て事前振込みでお支払いいただいています。
受付でのやり取りの簡略化、滞在時間をへらすためです。
7-4 キャンセルの場合は全額お返しいたします。
金銭的な理由からキャンセルをためらってしまうことの無いように、お振込手数料を除く全額のお返しをしております。
7-5 体調に不安がある・発熱がある方はキャンセルをお願いいたします。
たとえ当日であってもエントリー費は全額お返しいたします。
のぼコンは緊急事態宣言下においても開催が続けられるようにと考えた仕組みで一度も制限を緩めることなく開催を続けてきました。
これからも状況に応じて必要な対策をとりいれながら開催を続けていくつもりです。
今後とも宜しくお願いいたします。